友人が急にレヴィナスが良いと言い出したので

 いきなり懐かしい名前が喉まで出かかってググったら思いだした。ニコラウス・クザーヌスだ! でら懐かしい。学生時代に勉強した。
ウィキぺより引用。

クザーヌスによれば神の本質は、あらゆる対立の統一=反対者の一致である。無限の中では極大と極小(神と被造物)が一致する。すべての被造物は神の映しであり、それぞれの独自な個性を持ちながらも、相互に調和している。中でも人間は自覚的に神を映し出す優れた存在であり、認識の最終段階においては神との合一が可能であるという。

 何そのウパニシャッド
 日本で見直されているってのが非常にアレな感じだ。つまり、現代哲学では真理=仏教でFAという事か。クザーヌスはクリスチャンだがな。
 クザーヌスはよくあの時代で異端にならなかったものだが、神=極大=無制限の無限、自然=制限のある無限 などという怪しげな詭弁(笑)を使って、汎神論にならないようにしていたのでした。