捕鯨反対絵本は焚書にしてください。

 むしろ捕鯨の意義を訴えるような絵本を作って子供達に読ませるべきですよ賛成派の方々。情に訴えるのが奴らの手段ですからっ。
 大人になって読むとムカツク絵本と言えばせいめいのれきし(ISBN:4001105519)あたりですか。そうかネイティヴアメリカンは作者的には存在しないことになってるんですねアメリカ大陸に。ふーんへーぇ。たかが医学用語を正式名称などと言い張るのもどうかと思うんですがね子供達に何を教えたいですかとにかくさけんでにげるんだ(ISBN:4265006167)とか。俗称はそんなにお嫌いですかええ別に構わないんですが。本文はこの御時世に於いては意義ある内容でしょうが、世知辛い世の中です。
 仰天したと言えば「月の娘(ISBN:4566006026)」。”日本の民話より”ってサブタイトルがなかったら、絶対に元ネタが竹取物語とは気付きません。っていうか別物です。どうやったら此処まで竹取物語の毒を抜き取って換骨奪胎できるのか。っていうか日本の民話よりってサブタイトル無くして下さい。

 胸くそ悪悪な気分を余所に癒されたい人は「とってもタヌキさん(ISBN:4265053335)」「ゴリラさんのハンコ(ISBN:4265053343)」なんてどうでしょう。大人も好きになれる絵本です。子供に独占させておくのは勿体ないかと。つーか仕事中に笑っちゃいましたよ。仕事中に笑っちゃった絵本と言えば「へびのクリクター(ISBN:4579400992)」。嫌われ者になりがちなへびを敢えて主人公に持ってくる発想もすばらしいが、絵がまたうまいんだ。作者はよっぽど爬虫類好きだと思います。絶対普通有り得ないしこれ。

 全然癒されないんですが、「河原にできた中世の町(ISBN:4001106450)」は執筆者が豪華すぎます。網野善彦かよっ! 「異形の王権」は基本っぽいので押さえとかなくては。(まだ読んでない)あー小松和彦も手を付けてないんだよねぃ。せっかく講演会目の前で聞いてきたのに。(やや自慢)

 ふと崇徳院のことを調べようとして検索してみたら崇徳高校なる学校がずらずらと出てきた。そんな学校があるのか……やっぱり魔王養成してますか。(してません)

 今日は暑いので頭が膿んでます。そっとしておいてください。