読書メモ凸__〆(..)
-バルザック「セラフィタ」読みちぅ。
-プルターク「英雄伝」読みちぅ。半分断念。旧仮名遣いを辛いと感じたことはいままで余り無かったのだが、今回は辛い……。
次回は大著「閨房の哲学」が待っている。おつむいたい。逆説の日本史にかなり嵌り込んでしまったので、全巻リクエストせねば。小説より歴史に火が点く? いや、しかしセラフィタは結構面白そうと言うかスウェーデンボリに心酔しすぎバルザックとか。
人と話してて気付いたんだが、どうも自分、余りリアリティを追求した小説というものを好まぬらしい。「虚構の中の美と真実」こそが私の求めるものであり、別段ファンタジー住人というわけでもなく推理小説やらサスペンスやらもこよなく愛する私ではあるが、小説の世界が提示する物語の中に浸かる要素を、どうやら詳細なリアリティで埋めたがらない、みたいだ。リアルなのが嫌いな訳じゃないんだが、どうも性的リアリティに関してだけ言えば、そうみたい。そういう意味ではチラリズム信者なんだな。生っぽい物はお気に召さぬ模様。小説ならではの虚構性がおこのみなのか。やや、性的ファンタジーだけじゃないな。スポーツ物マンガ殆ど読まないし。(スポーツ嫌いだからじゃないんかい!)リアルじゃないからはまれる、しかし、そこに一縷のリアリティは必要。
この辺の自分疑問に関しては、結論急がずもう少しまったりやっとくことにします。