異変は幻想郷の意地に役立っているかも知れない仮説。

 異変を起こす事で外のものだった存在を幻想郷に受け容れる、というのが異変の一つの役割であると考えている。つまり、一度異変を起こして解決されたら異変の首謀者にはなれないし、なる必要がない。幻想郷の一員として受け容れられる為の通過儀礼が妖怪の異変と巫女の解決という一つのセットになっていると提言してみる。
 結界の作成者(紫、その他)異変と解決がワンセットになって、幻想=神話の復権を目論見、そう作用するように結界を張ったのではないかと考えている。幻想が神話を産み出す事によって、博麗大結界は自らの存在を強化する様な効果が付与されているんじゃないかと。昔話も神話の変形であるし、幻想を強化する為に、幻想郷には不断の異変が必要、というのが私の見解。
 ま、妄想ですけど。