えー、伊勢神宮行って来たよ!

殆ど食べ終わり気味の赤福氷

 ツレと伊勢神宮でデート(笑)してきました。


 朝9時に家出て車を走らせてからツレの野郎がいきなり「やっぱ京都いかね」とか意味不明の事を言い出すので、京都の下調べ何かしてねーよ! って言ったらやっぱり伊勢に行くことになりました。ムチャクチャだ! 何という好い加減なスケジューリング!
 車を2時間ほど走らせて伊勢市内までやって参りましたが、伊勢市内って偉い開けてますね。イメージ的には(滋賀県草津の様な感じ。田舎といっても東京〜大阪間の田舎は交通の便がさほど悪くないのでそこそこ開けてるのでしょうか。伊勢市までの道程は思いっ切り山の中でしたが。


 伊勢市内での昼食は、前々から気になっていたオーガニックビュッフェレストラン「ひな野」。東京が本店で、名古屋にも進出してきたのですが場所が行きにくいんで、何故か伊勢(笑)開店前から行列が出来ておりました。ビビッた! 中の雰囲気を見る限り、味は期待できそう。実際に食べてみてもなかなか良かったです。でも……言っちゃ悪いけど、モクモクと比べてしまうなあ。後から全く違うメニューが追加されるので油断なりませんでした。天津飯食べてみたかったよ(泣)
 デザートがとにかく最悪にどうしようもなかったので(モクモクよりひどいよ!)デザートを無闇に取るのは勧めません。
 しかし、ひな野は、焼きたてのクロワッサンがめっちゃんこ旨いのですよ! これだけ店頭で売ってくれないかなっていう美味しさです。フワフワで柔らかくて外だけさくさくで、こんな旨いクロワッサン食べた事ねえ! メゾンカイザーのクロワッサンより美味しいです。


 その後満腹のお腹をさすりつつ伊勢神宮の外宮→内宮へ。しかし、全く日陰がありません。死ぬかと思った! 境内に入ると神道の聖地特有の清々しく吹き抜ける風が心地好かったのですが、外は全く以て日陰という日陰が追放されまくりです。そんなひどいタグ。
 そして、とにかく物凄い人人人! なんなのこの駐車場の混みッぷりは! 行きの高速はガラガラだったのに物凄い車車車。止めるとこだにありません。仕方ないので川縁の空き地に止めててくてく歩きましたが、日焼け止めを塗っても塗っても汗がぶわっと沸いて出てきます。欲しいとは思ってたけど早めに日傘買っておくべきだったと後悔中。まだ腕がひりひりします。
 伊勢神宮本宮は他の神社とお参りの方法が違うと聞いていたのですが、今調べてみたら違わないみたい。
http://www.isejingu.or.jp/shosai/isemairi/isemairi.htm

 外宮には風宮、土宮という建物が別にあって、土宮には大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)、風宮は級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)の二柱が奉られております。
 直ぐに聞かれて咄嗟には答えられなかったのですが、大土乃御祖神は宮川堤防の守護神って事で地方神(土地神)みたいですね。級長津彦命級長戸辺命イザナギイザナミの子供で由緒正しい風神様、やはり姉弟カップルの模様。
 外宮本殿のど真ん中に道祖神みたいなのがあってちょっとびっくりした。見た目はゼルダの伝説トライフォースみたい(笑)。

 何はともあれ、日本人なら一度はお伊勢参りに行っておくと良いと思う。日本人じゃなくてもいいんだけど、日本は小さく狭くせせこましい国、ではないなあ、と思わされる。天を突く巨怪な杉の大木は、観る物を圧倒する。


 本殿の帰りはお楽しみのおかげ横丁。ひげ君はお腹一杯とか散々言っておきながらみたらし団子を二つ食べてました。いや私も一玉ずつ貰ったんですが(笑)黒蜜味が存外美味しかったです。伊勢で海が近い関係で、道端で魚介類、特に岩牡蛎が売られていたのには心ときめきましたが、散々食べまくってたので結局断念。残念すぎる。焼きたてのあられも美味しそうだったなあ。
 でも食べる、生まれて初めての赤福氷。実は此が目当て。
 赤福氷すげえ飛ぶように売れとる! 勿論買って食べました。でも実はあまり甘い物が好きじゃないので、サラサラふわふわのかき氷を堪能した後で、中身のあんこともちは要らないな、と思ったのはナイショです。トホホ。


 日焼けしまくった帰りに安濃サービスエリアに寄って水分補給するつもりが、何故か大内山牛乳を飲んでしまったので喉に牛乳蛋白膜が残ったのはナイショです。