本漬け。

カラー版 ドリアン―果物の王 塚谷 裕一 中央公論新社 2006-10 by G-Tools

　これ、いい！　ドリアンってどんな食べ物か解らないけど憧れてる人、一度食べて失敗したと思ってる人、大好きな人、一度読んでみて下さい。絶対食べたくなります。
　何故かこの本を読んで、私はバナナが食べたくなりました。そうかフィリピン産のバナナは美味しくないのか。ちっちゃい奴食べてみたいな。

塀の中から見た人生 安部 譲二 山本 譲司 カナリア書房 2004-11 by G-Tools

　対談集。リアル。非常にリアル。生々しい。
　関係ない、と思わずに御一読下さい。
　対談集って余り興味がなかったんですけども、今年は割と良い対談集を読む機会に恵まれてます。話す側が噛み合ってないとつまんないんだけど、凄いぴたっと空気が合ってる対談の面白さ。勿論、面白さだけではなく、扱われているテーマ自体は重いんだけども。

　罪が罪として逃れ難い、嘗てのケガレの概念の様に「洗い流せる物」でなくなったのは、明治以降のキリスト教の影響が大きいんじゃないかと私は思うよ。

累犯障害者 山本 譲司 新潮社 2006-09-14 by G-Tools

　こちらも非常に気になる一冊。
　漸く借りられたので、ゆっくり読みたい。

ユダの福音書を追え ハーバート・クロスニー 日経ナショナル ジオグラフィック社/日経BP出版センター 2006-04-29 by G-Tools

　原典・ユダの福音書↓

原典 ユダの福音書 ロドルフ・カッセル マービン・マイヤー グレゴール・ウルスト 日経ナショナルジオグラフィック社 2006-06-02 by G-Tools

　に興味があって借りてみたんだけど、こっちは追う方だった。図書館に入れて貰うようにリクエストしなくては。こちらを予習づもりで読んでみます。古い友人のグノーシストがイチオシだったので。さっさとサドを読みなさい。→中村泰三

追記。
　流し読みしてみたがパピルスが見付かってから解読されるまでの話だったとは……全然興味ねえわ。早く本編を借りよう。

ソドムの百二十日 マルキドサド Donatien‐Alphonse‐Francois de Sade 佐藤 晴夫 青土社 2002-07 by G-Tools

　読了。持ってる本はこっちの装丁じゃないんだけど。
　うんこネタの多さはこっちが上。前に読んだより、思ったより人物描写の書き分けされてる。未完成だからやっぱり半端なのだが。