たくさん観たぞい。

 結局書く。

ザ・有頂天ホテル

 普段映画を観に行かない母が興味を持つくらいだからまた行くかも知れません。初日初回入場券は完売。期待の程が伺えます。多分年始に三谷幸喜のドラマを観た人が興味を持って……という人もいるでしょうね〜。


 劇場は爆笑の渦でした。否、前半はややふーんって感じで、ギャグは笑ってたけど若干もたついていたかな? という印象だったのですが、後半に進むにツレ、ノンストップ全開で繰り広げられるドラマの展開に釘付け! うやー、三谷幸喜はこういうの描かせたらホント巧いなあ。人間好きなんだな、この人は。


 キャスティングも、打診した役者さんがみんな受けて下さったらしいです。7割受けて下さったらオッケーだというのに、と言ってましたけど、三谷幸喜作品に出る事は、日本ではステータスになりつつあったりして。
 ウダウダつまらないネタばれをするのも無粋ですので、是非観に行って下さい。見所は、ヅラ*1と塗り物です。

7人のマッハ!!!!!!!!

 ていうかこれ、マッハ!!!!!!!!!*2と関係ない映画やん! GAGAの売り方かなり問題アリ。多少作風が似てるとかなら良いのだけど、全く似てませんどころかこれバイオレンスアクションやん。*3バンバン血飛沫が飛んで人が死にまくるグロ映画です。否、グロくはないけどPG12はぶっちゃけ甘いと思います。マッハの様な笑いの要素が皆無なので、あのノリを期待して行くとかなりヤバイです。特に、バイオレンスアクション系が苦手な人は絶対に観に行かないで下さい。


 肝腎のアクションシーンですが、かなりスゴイ事をやっているな、とは思いました。が、生憎と、明らかにデジタルで撮影しててこれ早回しだろってのが目に付いたり。マッハとはこの辺からしても明らかに別物です。
 しかも、全ての見せ場アクションシーンでいちいちスローモーションにするという脱力物の演出のお陰でせっかくのアクションシーンが怠いことこの上なし。まるでジャッキー・チェンの映画のアクションが全てスローモーションになったようなノリです。強調したいところを全部強調したら何処が強調したい所か解らなくなるというパターンの典型例でした。あらら〜。
 結論からするに、演出レベルが低いので、要勉強。頑張って!

今後の予定

 邦画が当たりの予感。阿部寛ケンシロウは以外とあってたが、ラオウの声が嫌なので北斗の拳は多分観ない。絵は綺麗なんだけどなー。

*1:※本当は特殊メイク。かぶり物、コスプレも可。

*2:数は適当。

*3:PG-12。