サカナさんがやってきたのですよぅ〜。

 そんでツレと別れて家に帰ってきたら、サカナ・ノベルさんとこの『衛星軌道精霊伝 魔法少女サカナ』のコミケ版がやってきたのですよー。もちろん早速プレイでゴーです。相変わらずテキストが走ってて素晴らしいのですよー。独特の疾走するリズム感はスラッシュメタルに比せられたりはしませんが、気持ち良い。
 尤もこのノベルゲーの魅力はテキストのテンポもさることながら、微妙な具合で読み手のストレスを回避するようなテキストワークと、等身大の高校生的視点を外さない語りだと思うのですよー。尤も今の高校生(特に都会の)からするとかなり幼さを感じてしまうのですが。むしろ我々(及び作者)が10代だった頃の10代視点に近い感覚です。個人的にはキョロリンとの感応シーンがかなりおおってカンジでしたねー。想像で書いたって感じじゃないですね取材しましたね。ソフトにエロなキーワードが鏤められているのに全然エロくないのですよーそれは褒めてないですかそうですか。むしろ大人になってしまった側としては、ういのうういのうキャッキャッて感じです。色んな物を失ってきたんだなあ。これじゃあ欲情なんてできませんともー。
 いっそR指定くらいにしときませんかうータンさん。(何を)

 サカナとかNETANNADあたりをやってるとですねー。やはりノベルはテキストが命だと思うのですよ。演出とかシステムとか――いや、システムは同じくらい大事ですが、このタイプだと余り凝ったシステム云々ってどうだろうと思ってみたりもしなくもなく。ベタテキスト全画面ノベルですからね。テキストウィンドウが表示されたりするとかなり変わりますが。いや以外と細かいところ凝ってましたよネタナドは。だけど。むしろやぱりテキストでしょうええ。
 格好良くてセンスのいいシナリオが書きたいと思うこの頃です。才能無いし…(-x-;)