リディック

 久し振りのクソ映画でした。イヒ。ツッコミどころ満載。物作りをしている人、特にゲーム制作者は反面教師として是非見に行く事をオススメします。映画の日とかに。
 ツッコミどころ満載なのですが、サクッと挙げるだけで、
・SFXを駆使したSF物なのに映像が全然綺麗じゃない。
・ついでにメカデザが限り無くダサい。
・主人公のリディックが全然悪党じゃない。悪を以て悪を制すとは片腹痛い。
・セリフ回しとナレーションでかたっぱしから状況説明を片付けるのはやめましょう。(ドキッ)
・ついでにアクションがガクガクしていて視点が定まらず、目が痛かった。目の悪い私には辛い。眼精疲労誘発アクションと命名決定。そういえばターミネーター3もそうでしたね。

 いや、いいところもありましたよ。ヴァーコ夫人の衣裳。この衣装の為だけに三流映画のパンフを買おうか本気で迷いましたからね。5秒ほど。
 んでもこの映画の一番アレな所は、刑務所惑星クリマトリアの気温昼700度夜-300度という無茶な設定と、その無茶な中を上半身裸に近い格好で走り回るリディック達に決定。ヘリオン第一星系がムスリムの星ってのもなんか無理あるし。

 何にせよ、アメリカ人にアンチヒーローを描くのは無理と判明。そんな映画。



 全然関係ないんですけど、リディックのオチを見た時、つい「あ、これってDQiだ」などと己の書いたドラクエ二次創作小説と被らせてしまいました。いやこんなにりゅうおういい奴でしたか?(聞かれても困る)


 次回映画を見に行くなら……そうだなぁ。テイキングライブスかな。アンジェリーナ=ジョリー好きだから。あと80デイズ。