おわった。
 もはやどうでも良い。

 ……正義超人になっても、こんな終わり方では報われまい。やはり、友情など見せかけのお為ごかしでしかなかったのか。唯、魔界王子の孤独だけが思い遣られる。幾ら何でもこんな終わり方はなかったのではないかゆで。正義超人糞喰らえ。
 寧ろ、最後に技が決まった一発だけで轟沈するってどうよ。

 否、それよりも、最後のアシュリンの呟きが余りにも、余りにも痛々しい。あのセリフ(シバへの呼びかけ)は、一体どんな感情の発露から出てきたというのですか。
 私は、やり切れませんです。