PBMおぼえがき。

 PBM関連のブログからリンクを張っていただいたので、雑感などをちみっと。

  • PLはGMが思ってるほど融通きかない。

 GMが様々なヒントを出そうが、相当あからさまなネタふりをしようが、食いついてこない物は来ない。
 また、0点と5点(及第点)と10点をやって来たら、5点分のリプライを掛けてきたら8点分くらいには評価すべきである。
 尤も私の処のPBMの場合、遊演体などの商業PBMをやり慣れているプレイヤーはほぼ居なかったため、世界観だけを楽しんで遊ぼうと考えるPL、若しくはコンピューターRPGの「コマンド?」のノリで短いリプライだけを書いてくるPLさんが結構多かった模様。そういうゲームでないと明言しても来るモノは来るし、説明しても年齢層が低いとなかなか解って貰えない。そんな場合、コンピューターRPGでは許されてもリアルな世界では許されないようなロールを簡単にやってしまう。(例:人様の家のタンスを開ける。ただしこんな阿呆なりプライをかけてきた人は、参加者の名誉にかけていないと断言しておく)

 で、冷静に振り返ってみるに、自分は決していいGMではなかった。いいGMのつもりだったけど、GMに必要なのは美しくかっこいい日本語を書けることでも、魅力的な設定を作ることでもなくて、PLを満足させること。となると、やはり、例えすれ違いがある、とか、個人でやってる自己満足ゲーであるにしても、及第点は付けられなかったでしょう。
 これが商業ゲームになると全く様相が異なってきます。商業PBMは非0和ゲームでありながら、勝者と敗者がくっきり浮かび上がってしまうものです。(※ホビーデータ除く)薄く広く満足度を上げる方式か、勝ち負けをはっきりさせるシステムをとるか、それによって良いGM像は多少異なってくるかも知れません。