ライブドア株主総会

株主総会で無配継続承認　ライブドア（産経新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051226-00000010-san-bus_all

　ライブドアの株主総会が二十五日、東京都内のホテルで開かれ、一株二円の配当を求めた株主提案を否決、配当は行わないとする会社提案の議案を承認した。同社は平成十二年四月の上場以来、無配を続けている。
　堀江貴文社長は「企業が成長段階にある現時点では手元資金の充実が不可欠。業績を上げ株価を上げることが株主への還元になる」と無配の理由を説明。その上で「成長が止まれば配当で還元する」と述べた。

ライブドア　社長月収１０００万円も、株主へ無配当継続（毎日新聞）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051226-00000010-maip-bus_all

　ライブドアは２５日、東京都内で株主総会を開き、同社として初の配当を実施するという株主提案を否決し、００年４月の上場以来続いている無配が継続されることになった。ただ、同社の堀江貴文社長は今春のニッポン放送争奪戦で「株主利益の尊重」を強く主張した経緯があり、高収益下の無配継続に憤った株主が堀江社長に退任を迫る場面もあった。
　企業が株主に対して行う配当では、成長途上にあり赤字続きの企業が無配とすることが多いが、ライブドアは０５年９月期連結決算で１５４億円の最終黒字になっている。このため、株主総会では個人株主から「１株当たり２円の配当（総額約２１億円）を行う」との配当提案が出された。
　これに対し、堀江社長は「高成長を維持するには、企業の合併・買収（Ｍ＆Ａ）を実行するための内部留保を積み増す必要がある」と述べ、配当は行わないとする会社側の提案を示した。
　配当か、無配継続かは２時間以上にわたって議論され、個人株主の一人が「一般株主の犠牲のうえに会社が成り立っている」と指摘。堀江社長に退任を迫ったのに対し、堀江社長は「１０年間株主のことを考えてやってきた」と涙ながらに訴える一幕もあった。
　最終的に会社提案の無配が了承されたが、「会社は株主のもの」との論理でニッポン放送株の取得を進めた堀江社長が自社株主に突き上げられる皮肉な総会となった。

　論調の違いを見ていただければ解るかと思いますが、毎日の方が偉い悪意たっぷりですぐぁ。ライブドアは株を大量発行しているので、当然一株株主も多いわけで（数はわかりませんが、私の知り合いにもおります）、彼等に2円の配当を出したらその手数料だけで幾ら掛かるか真面目に考えてみてねって事で。21億じゃ済みませんぜ。
　ホリエモンブログのエントリにある記述（http://blog.livedoor.jp/takapon_ceo/archives/50037344.html、http://blog.livedoor.jp/takapon_ceo/archives/50037334.html）が真実なら、月1000万の月収を貰っていたとしても決して貰い過ぎとは思いません。*1
　ホリエモンという人の品性やら人格やらについて批判、否、批判以下の中傷めいた事を言う人も見かけますが、ホリエモンは、自らの尊大な発言に見合うだけの事はやっていると思います。

*1:私が以前働いてた会社じゃ、社長の車の保険やガソリン代や愛人の携帯料金まで会社の経費で落としてましたよ。