マム朗日記有我さんとカンちゃんの名古屋やぢきた旅行記(嘘)三日目。

 カンちゃんはマム朗(先日の日記参照)に懐かれたのとアレルギーが出なかったことから、マム朗に異常に執着を覚えてもう一度名古屋城に行きたいとぬかしたのですが、そんな予算はありません。熱田神宮にもニャーがいるかもよと儚い希望で鼻面にニンジンならぬ猫をぶら下げ、我々は熱田神宮に向かいます。


 残念ながらマム朗には会えませんでしたが、カンちゃんは宝物殿の展示品で相当ウハウハな模様。およだだらだらでしたのでハンカチで拭いてあげました。尤もハンカチなんて持ち歩かないんでいわゆる比喩って奴ですね。ちゆじゃない。
 勿論お参りもしますが、我々の本日もう一つのメインは蓬莱軒のひつまぶし。店に向かうと、一時間待ちと言われたので境内を彷徨いて時間を潰します。


 店に戻って我々はひつまぶしとうまきを注文。そんな予算はないはずでしたが、う巻きが美味しそうだったから食欲に負けました。私負けましたわ。欲しがりません勝つまでは、負けた。前に蓬莱軒で食べた時はそれほど最高とも思わなかったような気がするのですが、久し振りに来たらやっぱり旨いわ〜。カンちゃんもこんな旨い物があるのかと大喜び。家で鰻丼出たら是非やってみて下さいひつまぶし。うなぎサイコー。う巻きは思ったより甘くない味付けで、高いけどなかなか旨い。
 実は私ら神宮南店しか行って無くて、本店には行った事がないので、今度は本店で食べてみたいでふ。


 腹をひつまぶしで一杯にしながら、一路セントレアへ。
 クリスマスのライトアップやイベントが催されており、実に良い時期に来たねえ、とお互い頷く。音楽学校の学生さんによるジャズ演奏や大道芸人のパフォーマンスに、何だか大須に来た気分。ちょっと大袈裟。
 それにしてもセントレアは本当に商業的な成功を充分に考えられて作られた空港だなあ、と改めて思う。まあ、トヨタだからな。ソフト面だけじゃなくてハード面も然り。トヨタってあんま好きな企業ではないのですが、トヨタの企業としての質は、やはり、流石だな。うむむ。
 その後我々はショップをひやかしまくりながら時間を過ごし、無事にカンちゃんを北海道まで送り出したのでした。お疲れ様どした、魂の従弟よ!


 帰りはクイーン・アリス・アクアでビュッフェ(小)。以前はグラム売りだったのに、一回限りの取り放題になっていた。きっと名古屋人がバイキングと勘違いして料理を取り捲った挙げ句、食べ放題ではない事にレジで気付いてゴネ捲った所為に違い無い。畏るべし名古屋人。小さいサイズのお皿でも、かなりてんこ盛りにして充分お腹一杯になりました。1000円であれなら結構お得じゃないでしょうか。