名古屋嬢の謎

 

名古屋嬢の謎―勝ち犬の法則36

名古屋嬢の謎―勝ち犬の法則36



第一印象:幻冬舎らしい本だなあ。
第二印象:何でこうメディアは負け犬と勝ち犬ってフレーズに拘るのかな。
第三印象:まあ読み物として割り切れば面白いんでないの。

 私は決してフェミニストではないが、この本で描かれるような負け犬vs名古屋嬢、ちぅような安易な二元論には胡散臭さしか感じられず、真面目に読む気にはなれない。まあ、お笑い本だけど。
 それにしてもホントに東京人は勝ち犬と負け犬でいがみ合ってるのだろうか? 本当なら、だが、東京もんはメディアに踊らされすぎ、いやいやAERAの読み過ぎでは?! アホになるから読まない方が良いですよ!(笑)


 女性にはあんまり喜ばれない本の様ですが、役に立てないにしても読み物としては面白いかもね。これを見て、自分を変えようと思った其処の人! 貴女こそメディアの食い物にされてますよ! 大体名古屋嬢なんてなろうとしてなれるものではありませんしね。それに、真の名古屋嬢の実体を知る者としては、名古屋嬢なんて御勘弁。


 あ、でも、最後の『誰も書かなかった名古屋ガイド』はなかなか面白かった。確かに、名古屋に行くなら現地人の友達を作る方が良いね! でもそれってどこの地方でも同じでないか? 地元自慢ばっかりの人は、結局「自分が自分が」なので何処でも嫌われますし、別に名古屋でなくても良いと思います。