リチャード=ギアはキモいに100ペリカ。
ごめん、どうしてもいい男に見えないんだ。あのつるっとした顔が……。
で、「Shall We ダンス?」と、何故か「キングダム・オブ・ヘブン」を。他のブログをちょっと覗いたが、褒められ捲っててぶっちゃけ、自分の審美眼に疑問符が付いてしまいました。まあそんなの、「フィフス・エレメント」の頃からですけどね!
Shall We ダンス?
周防版のダイジェスト。
周辺登場人物を全く掘り下げてないのでお話しスカスカ。無理にエピソード変えなくて良かったんじゃないの?
一番良かったのは主人公の奥さん。奥さんをダンスに誘うのはよしとして(周防版ではなかったけどこのシーンはちょっと嬉しかったのだった)、ラストとの整合性が取れてないのでは? まー、アメリカだからしゃーないか。
一番納得がいかなかったのが、大会前夜に二人で踊ってるダンスがラテンな事。お前らラテンは大会で踊らねえだろうよ! スケベのリチャード=ギアガあのシーンを入れるようにごねたのか? 確か日本版にはなかったような気がするんですが。(テレビでしか見てないので忘れてるかも。わし、鳥頭だし)
キングダム・オブ・ヘブン
あたしはリドリー=スコットという監督がどうも好きになれないらしい。
ヒロインがぶすという点を置いといても(あんまり関係ないよ)、あまりに感傷的すぎてお尻が痒い。戦闘シーンのデジタル映像がチカチカしてすげー見辛く、変なスローモーションがさらに気持ち悪さ倍増中であります。主人公のバリアン卿は、一度人の婚約者(後から解った、結婚してなかったのか!)とナニしておいてから今更騎士道はねーだろ。ギーが超存在感ナイのも情けないですがー。
ところでジェレミー=アイアンズは何処に出てきたんですか? 癩病のエルサレム王がそうだったのかなー。*1ダンジョンアンドドラゴンの惨憺たる演技ぶりはきっとギャラが安かったのとヒドい役(と脚本)だったから投げやりだったのでしょう。多分。一番良かったのは例によってサラーフ=アッディーン。素敵です。
ま、どうでもいい(1000円ならまあ許せるかも程度の)映画。
主人公はただの鍛冶屋だった癖にいきなり戦術の天才になっているのはどうだ。いや、でもあの程度だと、別に当たり前な事しかやってないように見えるので、優れた戦術家とは言えない気もしますが。