こういう日に限ってお出かけしたくなるのだが、未だ咳は止まらない。ホント肋が折れるなその内ゲホッ! 今日はジム休み。植物園は明日行っても良いんだけど(そろそろ薔薇の綺麗な季節故、観に行きたいのだ)買い物も……嗚呼、もうこんな時間だし、1時間半で500円は痛いかなー。未だ着替えさえしてない。
 んでもいこー。(やっぱり行くんですか?!)


 で、成果が写真な訳です。如何ですかトップ写真。ワイルドストロベリー。かなりベストショットっぽいです。ホホホ!
 GAPのサンダルを履いていったのですが、甲が低くてキツすぎました。何度脱げそうになり何度転びそうになったことか。否植物園に行くのにサンダル履いていくばかがいけないのですが、親指に引っ掛ける処が親指根本まで入らずにすっぽ抜けたり抜けたり抜けたり……やっぱりこの手の物は履いて歩いてみないと解りません。もうあのタイプは買いません。反省しました。
 トップの写真は目当ての薔薇。何か処女っぽいでしょ。どんな基準だ。しかも処女礼賛ですか! オレンジ系の薔薇が好きなんです。ホントはオレンジピンク系が好きなんですが。単色の赤や白にはあまり魅力を感じません。花の形も重要で、私の好きな淡いオレンジピンクのタイプは花が開ききってアホっぽいし、花弁びらびらしてるのはびらびらして宜しくありません。びらびら。花弁大回転。つぼみが未だ硬く、開ききらない位が薔薇って美しいと思うのです。


 でも今回薔薇よりさらに魅了されてしまったのがこの名も無き花。


 あたしは思った。これは恋だ。
 かほどに可憐な乙女に出会えるのならば、嗚呼、時よ廻れ、繰り返せ。
 って永劫回帰かーい。どんな華やかに着飾った貴婦人よりも、嗚呼乙女よ、貴女の可憐さに敵う物はない。なんてね。


 しかしこの花、何て名前なんだろう。この花に出会えただけでも、本当に今日は行って良かった。


 木陰で可憐に、そして秘やかに息づく処女(おとめ)の息吹を君達は感じないか?
 穢れ無き処女は恋をして、花開きそして実を宿して散り行くだろう。萎れてもしかしその内には、新たな命の宿りを孕み、再び命を燃やすのだ。
 失われた純潔を嘆くなかれ。新たな誕生を祝福せよ!