にせのゆうしゃがやってきた。from東京

 にせが弟を連れて……もとい、いくら御母堂と共に名古屋に来るというので、中京大学に会いに行きました。ロボコンみたいなのをやるらしいってので、そっちの取材? も兼ねまして。

 会場は元々名古屋大学豊田講堂で行われる予定が急遽中京大学に変わったらしい。中京大学のホールは周り四方壁でとにかく寒いっ! 実はちょっと時間遅れて会場に着いたのだがまだ始まっておらず、会場を探すと……にせそっくりの男の子が会場の椅子に座っている。間違いねぇ。弟だ。と、思ったら、そっくりの男の子がもう独り。三人兄弟か! 良く見ると親御さんもおり、しかし本人はいない。挨拶すると間違いない、にせの御両親と弟さんでした。でも、家族中全員に「アルダーさんですか」って呼ばれたのはどうしたらいいですか。後からにせも戻って来て、御挨拶。舟和の芋羊羹を戴きました。有難う。


 今回のロボコン(正確には違うけど)のルールは、オレンジと白のピンポン玉を、所定のケースに色別に分類して入れるというもの。箱にはウレタンのフタが付いており、蓋を閉じると点数が二倍。白玉4点オレンジ玉1点計算というルール。予選でにせ弟たちの出番が来たので見物していると……すげー。とにかく操作練習しまくったと言うだけあって、ラジコン少年状態。目にも留まらぬ早さで(ちょっと嘘)玉を吸い上げてはケースの中にしまい込む。予選TOPの成績でクリアです。しかし、弟(小)の方は途中でミスしたのを偉く悔やんでいてへこんでいた。
 我々はロボコン終了後マウンテンに行く予定だったので、昼食は軽く。名古屋っぽい物を食べて貰おうと小倉マーガリンサンド*1を買ってくる私って間違ってますか。マウンテンといい、小倉マーガリンといい、名古屋に対する印象を歪める方に歪める方に動いてるのは間違いありません。


 で、決勝*2
 実はシード選手が一杯居たのでした(笑)
 「必勝くん」というものすごーく強くて東京でもいつも優勝をかっ攫っているロボコン親子と、巨大なマシンで大量に玉を掻き集めては分別する巨大ディスポーザー兼分別機みたいな凄いのとかが集まって、それ系大会の常連さんばかり。とりあえず3位入賞を目指して頑張ったのですが、マシントラブルが重なって蓋を閉められず、結局高得点ならずで無念の5位でした。
 それがですね、5位と言うからなんにも期待してなかったのですが、今回流石! と思ったのが、企業がバックに付いているものですから景品が豪華なのですわ。詳細は省きますが、お金まで貰えるとはビックリです。名古屋でこれ系のコンテストはまだ日が浅く、レベルも低いのですが、東京のように裾野が広がれば東京の必勝くんみたいな凄い子がぼこぼこ出てくるのでしょう。ちなみに必勝くんは今回、一点差で優勝を逃してしまいました。ま、次は頑張れ!
 この時の様子はNHK教育で4/30に放映されるようですので、良かったら見てみて下さい。


 この時点でにせパパは東京にとんぼ返り。昼間パン一個でお腹をぺこぺこに空かせた欠食児童*4といくら御母堂は、名古屋にある最大の山「マウンテン」に無謀にも挑むことと相成ったのでありました。いえーい。しかも、この寒いのにかき氷を食べるし。

■当日のメニュー

  • マカライスハンバーグ
  • ミートボールナポリタン
  • しるこスパ
  • オレンジジュース
  • ライトコーヒー
  • カレーハンバーグ
  • フルーツフラッペ

 普段なら一番のゲテモノとなるべきしるこスパ。しかし。しるこスパは今回見事な救世主として皆に愛されるメニューとなりました。フラッペのお陰で。早々にモチを喰って完食したものの、かき氷が来る事を見越して汁とあんを残して大正解。かき氷の味に飽きてきた終盤にあんをかけてあんかけかき氷などを堪能しつつ、震えながら全てを完食したのでした。しるこ、救世主!


 本気で凍え死にするかと思いました。死ぬ。

*1:30近くになって、これが名古屋ローカルの食べ物だと初めて知った私って……。京都に住むようになって、あんかけスパがないのに仰天した以来の衝撃であった。

*2:決勝といっても、予選全員通過なのであんま意味無し。それってどうよ。