いや、何時になくモチベーションは高いんですよ!

 自分でもびっくりするくらいですよ。何せ、やらずに寝ると気持ち悪いですから最近は。
 その癖、儀式以外の点では相変わらず全く手つかずな辺りが。未だにパスワーキングとかやった事ありません。やり方解らんし。瞑想の類も、何となく縁ナシ。面倒なのかなぁ。


 んでも、魔術で培ったものは自分にとって、決して少なくなかった。
 一番でかかったのは、いうのも烏滸がましいのだけど「克己心」だったと思う。こればかりは、他の何物にも代えがたい宝だ。なんだか結果論みたいな感じだなぁ。


 魔術に手を出した動機、実は殆ど話していないのだが、自己防衛の為だったのだな。詳細は省くけれども、もうそりゃ事実は小説よりキアリーってな具合で、小説にでもしようかと未だに密かに思ってたりする位なあれやこれやがあった。
 今はその動機もどっかに失われて――というか、動機だと思っていたのは、結局きっかけでしかなかったのだけれども――結果として、現状を見回してみると「必要なくなっちゃったかな」という部分も、無くはない。始める際に友人から「絵と同じくらい熱心にやれるなら、魔術をするべきだ」と言われたのも、今となっては恥ずかしい。到底、絵ほどの情熱を注ぎ込めているとは言えない。逆に言えば、始める前よりずっと絵に情熱を注ぎ込めるようにはなったけれども。
 今続けてるのは「魔術師な自分が好き」「もっと色んな事が出来るようになりたい、自分の可能性を試し続けたい(初期から一貫した、魔術に対する動機でもある)」「止めたら色んな事(主に人間関係とか)が無くなりそうでやだ」なんて何かアレな理由だったりするんだけども、続けていると、何かまたきっかけの波がやってくるかも知れない、みたいな淡い期待もあるのでした。

 人生を変えるかも、みたいなすごいきっかけの波が最近一発押し寄せてきたんで、結構前向きです。