三島由紀夫はファンタジーワールドの住人

 いやーんファンタジー。此処までファンタジー至上主義を貫くのはある意味偉いな。徹底的に「現実的思考」を拒否しているという……いや、現実に汚れない無垢のイデアなるものがあると三島は本気で信じてタンじゃないかなあ、と何かそんな事を『薔薇と海賊』を読みながらはふはふ。これが読みたくて戯曲集借りてきたのですが分厚さにビビッた。だめですねいきなり全集なんか借りて来ちゃ。うひ。