今回の東京行きはめっちゃ展示充でした。

(ほぼTwitterの転載)
春画
・緊縛写真展
・井桁裕子の新作展 片脚で立つ森田かずよの肖像
・ヴァニラ画廊セレクション
・百合沈む頃 -少女と変容-
 図らずも身体表現系が固まってしまってた感。
 春画展は肉筆画がむちゃくちゃ凄い&細川家のお蔵出しがむちゃくちゃ豪華でヤバイ。平日なのにだだ混みでした。
 春画は表に出さない前提のものが多いせいか、保存状態がとてもいいのです。
 きわどい(マニアックな)表現のもの、際物的な春画はあまり展示されてなかったんですけど、会期中入れ替えする際に色々展示されるんでしょうか。伝説化しちゃってる月岡雪鼎の春画の話も面白かったです。倉においとくと火除けになるという。うちもはっとこうかしら(笑)
 どうしても浮世絵って顔の表現がテンプレって言うイメージがあったけど、けっこう表情豊かで面白かったなぁ。
 しかし、春画展は春画をプリントしたTシャツ売るのはどうなの。あんなのおっさんが来たらセクハラだし若い子が着たらサブカルクソ野郎認定&性的に軽そうな女子に見られるだけで誰が着てもメリットないやろ。おばちゃんが着るのか? 結合部がポケットで隠されてるというそのセンスに乾杯したい。
 ギャラリー新宿座は一人だったら絶対行けなかったとこですが、一度いってみるとわかりやすいです。ギャラリー自体が雰囲気良し。正代カフェ一度利用してみたい。正代さんがとても対応良くていいギャラリーでした。後前日に縛みゅーけっとなる縛りイベがあって、その出演者がいらしてました。
 新宿座さんはまんま緊縛写真展だったのでだめな人はあんま面白くないかも。基本そっち系のギャラリーです。
 うちはあかりさんがモデルしてる写真目当てで行きましたけども、どの写真も面白かったです。
 井桁裕子の新作展 片脚で立つ森田かずよの肖像 はTwitterで回ってきて、これはすげえ、と思って観に行きました。森田さんのダンスが見たくなった(ありきたりな感想)。
 井桁さんの焼き物も、抽象と具象の融合がかなり私好みでした。
 メインの森田さんの像もめちゃ存在感あるんですけど、それ以外の作品も、素焼きの人形、上薬を巧みに使った人形、どれも様々に魅力的だったので、焼き物好きも人形好きも是非足を運んでみて下さい。いいよ!
 ヴァニラ画廊セレクションはイタリアの作家さんの血の表現がすばらしくてそればっかり何度も見てました。写真不可じゃなかったら撮影して嘗めるように見たかった。
 ウエダユウスケさんの作品も一点ありましたが、今までのとは大分趣が違うように思いました。こういうのも好き。
 最近ウエダさんにお会いしてないのですが、そろそろ復活の兆しかしら?
 百合沈む頃 -少女と変容- は スパンアートさんですね。時間あったのでふらっと寄ったら西塚emさんの絵があっておおっと思いながら見てたら、オーナーさんがお声をおかけ下さいまして、色々お話ししてました。本来だったら9月中は休みにしてたとの事で運が良かった模様。初めて展示出したっぽい感じの作家さんがいらして、この人ちゃんと額装したらいいのにって思いましたけどきっとすぐ人気出るような気がします。
 ほかにも球体関節人形が展示されてたり、色々。
 最近のアート界の表現の締め付けについて等、オーナーさんと色々お話しして帰ってきました。
 東京でお付き合いいただいたTUNaさん、ことりさん、その他の皆様、有難うございました!